日本漫画家協会は11日、能登半島地震の被災者支援のため、約1億2300万円を石川県に寄付したと発表した。「マジンガーZ」などで知られる同県輪島市出身の永井豪さんら有志の作家205人が、描き下ろした色紙をオークションサイトに出品するチャリティー企画を実施していた。
協会で理事を務める永井さんと、常務理事でボクシング漫画「はじめの一歩」の作者森川ジョージさんが同日、県庁を訪れ、馳浩知事と面会。作家たちの色紙をひとまとめにしたパネルを記念品として手渡した。
永井さんは「復興、復旧はすごい時間がかかる。少しでも芸術の力が支援につながれば」と話し、馳氏は謝意を伝えた。