【サンパウロ共同】ブラジルの最大都市サンパウロで11日、日本文化を紹介する世界最大級のイベント「フェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り)」が開幕した。13日までの期間中に約20万人の来場者を見込む。

 26回目の開催で、今年は日本とブラジルの外交関係樹立130周年に当たり、両国の友好が祭りのテーマ。ブラジルには約270万人の日系人が暮らし、海外で最大の日系人社会がある。

 会場では剣道や生け花、和太鼓などを紹介。各県人会がお好み焼き、ちゃんぽん、沖縄そばといった郷土料理の屋台を出し、多くの人でにぎわった。