ボクシングの世界フライ級2団体統一王者の寺地拳四朗(BMB)が16日、世界ボクシング協会(WBA)同級3位のリカルド・サンドバル(米国)と闘う防衛戦(30日・横浜BUNTAI)へ向けた練習を東京都内で公開し「しっかりとKOで勝つ。自分の距離を守ってパンチを当て、手数も上回る展開にしたい」と意気込みを語った。
この日はシャドーボクシングなど、軽めの練習を披露した。スパーリングはこれまで約150ラウンドを消化。減量も順調で表情は明るかった。
5月の米国合宿で、世界的トレーナーのルディ・エルナンデス氏の指導を受けた。防御の際右拳をあごの前で構えたところ、スパーリングでの被弾が減ったという。