核なき世界への願いを込めた巨大壁画を10月、広島空港に設置するとして、企画者らが18日、広島県庁で記者会見し「被爆者の意志を継ぐ平和へのメッセージとしたい」と述べた。県は2014年にメキシコ・グアナフアト州と友好提携を結び、壁画はその交流も象徴。同国のアーティストの姉弟が制作する。
壁画は昨年、ノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会(被団協)と、1982年に同賞を受賞し、ラテンアメリカの非核化に尽力したメキシコの外交官、故アルフォンソ・ガルシア・ロブレス氏とのつながりが題材となる。