日本記者クラブで記者会見する「Youth TICAD 2025 実行委員会」の休場優希共同代表(左)と実行委員ネビバンガ・エビナさん=18日午前、東京都千代田区

 8月に横浜市で開かれるアフリカ開発会議(TICAD)に向け、日本とアフリカの若者らでつくる「Youth TICAD 2025 実行委員会」は18日、東京都内で記者会見した。双方の若者主導で雇用創出や人材交流を促す提言書を公表。TICADの成果文書に盛り込むよう求めた。

 提言は、アフリカの若者に来日を促し日本の人材不足解消につなげるほか、若手起業家がアフリカに進出しやすくなるプログラムの必要性を強調。実行委員会共同代表の休場優希さん(29)は「日本による一方的な支援ではなく、アフリカと共創し各国の実情に合わせた課題解決につなげたい」と話した。