日米韓3カ国は18日、東京都内で外務次官協議を開き、中国が軍事的圧力を強める台湾海峡の平和と安定の重要性を確認した。「力や威圧による一方的な現状変更の試み」を許してはならないとの認識を共有、船越健裕事務次官は「安全保障環境は一層厳しさを増している。3カ国の連携がこれまで以上に重要だ」と指摘した。
協議は第2次トランプ米政権や韓国の李在明政権の発足後初めて。船越氏、ランドー米国務副長官、韓国の朴潤柱外務第1次官が出席した。
3氏は、北朝鮮の核・ミサイル開発に深刻な懸念を表明。資金源となる暗号資産窃取など悪意のあるサイバー活動や、ロシアと北朝鮮の軍事協力に連携して対応するとした。