大阪・関西万博の会場内に木を立てて展示したスペース「文明の森」の立ち入り禁止が解除されていたことが21日、分かった。木が倒れる危険性を指摘する投稿が交流サイト(SNS)にあり、安全対策のため4月28日から今月19日まで規制されていた。
樹齢6500年で、何千年もの間地中で保存されてきたとされるナラ(オーク)の木を130本以上並べ、空間そのものを古代の森に見立てた芸術作品。
設置したチェコ企業「Subfossil Oak」は指摘を受け、来場者が木に触れて楽しめる安全な展示方法を模索。固定方法を見直し、人が通るルートを確保した。
対策に併せ、モニュメントや説明、スタンプ台も設置した。