「共家事・共育チェックシート」をPRする担当者=県庁

 岐阜県は、家庭内の家事・育児の負担状況を見直し、仕事と家庭の両立や女性の活躍推進につなげるため「共家事(ともかじ)・共育(ともいく)チェックシート」を作成した。県子ども・女性部男女共同参画推進課の担当者は「家庭環境はそれぞれ。夫婦で話し合う際のたたき台として活用してみてほしい」と利用を呼びかけている。

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 昨年度に初めて作成し期間限定で公開したところ、好評だったため更新した。昨年度は「家事編」と「育児編」の2種類だったが、本年度は「育児編」を「乳幼児・妊婦向け」「小学生向け」「多胎児向け」に細分化し、計4種類にした。

 チェック項目などは、県仕事と家庭の両立支援アドバイザーの木村麻理さんや、NPO法人「ぎふ多胎ネット」(多治見市)が監修した。「ごみを集めて分別する」や「子どものおむつ替え」など50問前後の設問に回答することで、夫婦の家事育児の負担割合を客観的に知ることができる。

 ウェブ版とPDF版があり、県ホームページからダウンロードできる。問い合わせは委託先の岐阜新聞社営業局、電話058(264)1158。

(亀山裕斗)