教員らが女子児童を盗撮し交流サイト(SNS)のグループチャットで画像を共有したとされる事件を巡り、グループメンバーの元名古屋市立小教諭、無職水藤翔太容疑者(34)が、メンバーではない山口県の30代男性に盗撮動画を送ったとして性的姿態撮影処罰法違反の疑いで追送検されていたことが23日、愛知県警熱田署捜査本部への取材で分かった。
捜査本部によると、水藤容疑者は県内施設で昨年10月ごろ、女児2人の着替えを盗撮し、動画を男性に提供したなどとして5月30日に追送検された。グループ内でも動画を共有したとして7月22日に追送検された。
児童の楽器に体液を付着させた罪などに問われ公判中で、水藤容疑者の携帯電話の解析をきっかけにグループの存在が発覚していた。
捜査本部は23日、いずれもメンバーで、女児の楽器に体液を付けた疑いで再逮捕した名古屋市立小の主幹教諭森山勇二容疑者(42)と、女児にわいせつ行為をしたなどの疑いで再逮捕した横浜市立小教諭小瀬村史也容疑者(37)を送検した。