ラインアップを拡充した「円想」シリーズの提灯=岐阜市小熊町、オゼキ

 岐阜提灯(ちょうちん)を製造するオゼキ(岐阜市小熊町、尾関年彦社長)は、普段使いがしやすく、年中飾ることもできるモダンでコンパクトなデザインの盆提灯「円想」シリーズでハイグレードのラインアップを増やしている。提灯を置く台座に輪島塗などの伝統工芸品を取り入れ、高級感のある商品を取りそろえた。主力の盆提灯で伝統工芸との協業はしてきたが、コンパクトなサイズでも本格化させ、仏間や和室のないマンションなどの住宅向けに提案する。

 円想シリーズでは新たに輪島塗や会津塗、飛騨春慶といった日本を代表する伝統工芸の台座を組み合わせた商品を販売。火袋の絵柄のバリエーションも...