第107回全国高校野球選手権岐阜大会は25日、岐阜市内で2次抽選が行われ、準決勝(27日午前8時45分から、ぎふしん長良川球場)の組み合わせが決まった。第1試合は中京×帝京大可児、第2試合は県岐阜商×関商工に決まった。いよいよ大詰めを迎えた戦国大会の準決勝2試合を展望する。
◆県No.1右腕・帝京大可児富田と〝低く強い打球〟の中京打線の対決


第1試合の注目は何と言っても岐阜県ナンバーワン右腕の帝京大可児・富田櫂成と好調中京打線の対決だ。

3回戦大垣日大、準々決勝岐阜第一と優勝候補を撃破してきた富田は最速147キロのストレートに加え、カーブ、スライダー、フォークと多彩な変化球を織り交ぜた巧みな投球術が持ち味。大垣日大戦は序盤、球速を130キロ台に抑えるコントロール重視、中盤から...