【ワシントン共同】8月5日は1日の長さが短くなる見込みだ。米海軍天文台などのデータを使った分析によると、24時間より1・25ミリ秒短くなると予測されている。地球の自転速度が上昇しているためだ。1ミリ秒は千分の1秒。まばたきにかかる時間は数百ミリ秒とされ、その短さを実感するのは難しそうだ。
CNNテレビによると、今年に入って最も短かったのは7月10日で、マイナス1・36ミリ秒。高精度な原子時計が登場した1955年以降で最短だったのは2024年7月5日で1・66ミリ秒短かった。
自転の速度は月の引力などさまざまな影響を受けており、1日の長さは24時間より若干長かったり短かったりする。