キャッチボールで調整する中日・金丸=バンテリンドーム

 中日のドラフト1位新人、金丸が29日からの巨人3連戦で9度目の先発登板に臨む。28日はキャッチボールなどで軽めに調整。防御率2・41と好投を続けながら初勝利が遠い左腕は「あまり考えすぎずに、自分の仕事をすることが勝ちにつながる」と自然体を強調した。

 巨人とはこれまで敵地で2度対戦し、ともに本塁打を浴びているが、今回の舞台は広いバンテリンドームナゴヤ。「外野フライを打たせれば捕ってくれる確率も高い。多少アバウトにいけるかな」と“地の利”を生かす投球を思い描いた。