24日午前8時20分ごろ、岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂の西穂高岳(2909メートル)の山頂付近で、登山中の埼玉県の男性(44)が滑落した人を目撃し、119番した。県警山岳警備隊と県警ヘリが周辺を捜索し、山頂から北東約340メートル付近の標高約2800メートル地点で倒れていた男性を発見。男性は全身に骨折の疑いがあり、その場で死亡が確認された。高山署が身元の確認を進めている。
署によると、男性は60~70代で、身長約165センチ。白色のヘルメット、青色の上着、黒色のズボン、黒色の登山靴、紺色のザックを身に付けていた。