夏休みの自由研究はやってもやらなくてもいい―。ベネッセコーポレーションが小学生の保護者に夏休みの宿題についてアンケートした結果、取り組むかどうか任意になっている宿題があったとの回答が約6割に上った。任意の宿題で最も多いのは「自由研究・工作」だった。
ベネッセは6月、同社のサービスを利用する小学生の保護者約2800人を対象にインターネットで調査を実施。昨年の夏休みの宿題で、「やってもやらなくてもいい」任意制の宿題があったとの回答が42・0%、「出されたものから選ぶ」選択制があったが24・2%、任意制かつ選択制の宿題があったのが17・7%で、任意の宿題があったのは計約6割だった。
任意の宿題は多い順に、自由研究・工作30・2%、読書感想文27・4%、作文10・6%。保護者の約7割は任意の宿題に肯定的だった。
保護者にとって「最も大変だと思う宿題」は自由研究・工作が45・3%でトップだったが、それでも子どもの自由研究に何かしら関わると答えた保護者は9割を超えた。