世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級で新王者となった高見亨介(帝拳)が試合から一夜明けた31日、東京都内で記者会見に臨んだ。TKO直前に右フックでダウンを奪った場面を動画で10度ほど見返したといい「よく10ラウンド目であのパンチをいれたなと思う。自分を褒めたい」と感慨に浸った。
プロ10戦目での世界初挑戦で快勝。インスタグラムのフォロワー数が試合前から倍増していたことを明かし「世界チャンピオン効果はすごいなと改めて感じた」といたずらっぽく笑った。
23歳の新鋭は「自分のスタイルを確立して、常に倒し切れるボクサーでありたい」と一層の進化を期した。