群馬県の山本一太知事は31日の記者会見で、2027年夏の任期満了に伴う知事選に3選を目指し立候補すると表明した。「自分でないと道筋を付けられないことがあり、中途半端に辞められない」と語った。昨年2月、自身の施策に県民の理解を得るには「2年くらい時間がかかる」とし、表明時期を前倒しする考えを示していた。
山本氏は会見で、現在取り組んでいる温泉文化の国連教育科学文化機関(ユネスコ)登録の活動や、県内のデジタル産業の推進を挙げ、実現に向けて一層注力する考えを明らかにした。
山本氏の任期満了は27年7月27日。2年近く前に次回知事選への出馬を明言するのは珍しい。