選手宣誓者に決まった智弁和歌山の山田希翔主将(中央)=3日、大阪市北区
 選抜高校野球大会で準優勝旗を受け取る智弁和歌山の山田希翔主将=3月、甲子園

 5日に開幕する第107回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が3日、大阪市内で開催され、春夏連覇を狙う横浜(神奈川)は第3日の1回戦で敦賀気比(福井)と対戦することが決まった。前回覇者の京都国際は第8日の2回戦で選抜大会4強の健大高崎(群馬)と顔を合わせる。

 開会式の選手宣誓は希望した主将がくじを引き、選抜大会で準優勝した智弁和歌山の山田希翔主将が務める。同校は第4日に花巻東(岩手)と1回戦。昨夏準優勝の関東第一(東東京)は第8日の中越(新潟)との2回戦が初戦となる。

 1〜3回戦の組み合わせが決まり、準々決勝、準決勝は進出校の主将が各試合終了後にくじを引いて決める。

 暑熱対策として5日は開会式を午後4時から行い、直後に創成館(長崎)―小松大谷(石川)の1試合のみ実施する。第6日まで、午後の暑い時間帯を避ける「朝夕2部制」を導入。休養日3日を含む18日間の日程で、順調に進めば決勝は22日となる。