2年後の2027年からは秋開催を発表
世界コスプレサミット実行委員会(実行委員長:小栗徳丸)は、世界最大級のコスプレの祭典「世界コスプレサミット2025」を、2025年8月1日(金)~8月3日(日)に、愛知県名古屋市の中心部に位置するオアシス21、Hisaya-odori Park、愛知芸術文化センターなどで開催しました。
メイン会場、オアシス21の3日間の総動員数は約247,200人にのぼり、国内外から多くのコスプレイヤーやファンが来場しました。
また、8月3日(日)には大須商店街で「大須コスプレパレード」を実施。約1,000人のコスプレイヤーが参加し、商店街を練り歩いて沿道の観衆を沸かせました。
◆日本のポップカルチャーが世界をひとつにする――平和のコスプレ祭典

本イベントは、2003年の初開催以来、アニメ・漫画・ゲームなど日本のポップカルチャーを通じた国際文化交流の促進を目的に、毎年愛知県を中心に開催されている世界最大級のコスプレフェスティバルイベントです。23回目を迎えた今年は、過去最多の41か国・地域の代表による「ワールドコスプレチャンピオンシップ」や、コスプレパレード、ステージ、出展ブース、レッドカーペットセレモニーなど、バラエティ豊かなプログラムが展開されました。
◆8月1日(金)前夜祭&レッドカーペットセレモニー


オアシス21では、名古屋芸術大学の学生100人超による生演奏の中、各国・地域代表コスプレイヤーやゲストがレッドカーペットを歩くオープニングセレモニーを開催。小栗徳丸実行委員長、大村秀章愛知県知事、広沢一郎名古屋市長らもコスプレ姿で登場し、「Cosplay Everywhere!」のスローガンとともに、世界コスプレサミット2025が開幕しました。
◆ 8月2日(土)大須コスプレパレード

名古屋市中区の大須商店街では、チャンピオンシップ代表選手と一般参加者 約1,000名が参加する大規模なコスプレパレードを実施。沿道には多くの観客が集まり、カラフルで多様な衣装に歓声を送りました。会場では5台のDJトラックが各ジャンルの音楽を奏で、商店街全体が熱気に包まれました。
◆8月3日(日)ワールドコスプレチャンピオンシップ2025



最終日は愛知芸術文化センターにて、「ワールドコスプレチャンピオンシップ2025」の決勝戦を開催。各国・地域代表が高い技術と情熱を込めたコスチューム・演技を披露し、観客と審査員を魅了しました。声優・古川登志夫氏、歌舞伎俳優・八代目尾上菊五郎氏らの審査により、以下のチームが入賞を果たしました。
■ ワールドコスプレチャンピオンシップ2025 結果
第1位(グランドチャンピオン)
アメリカ代表・ウィーニードディスガィシス(We Need Disguises)
作品:『ファイアーエムブレム エンゲージ』
キャラクター:オルテンシア / アールクリスト
第2位
フランス代表・ミル&タリ(Milou & Thaly)
作品:『とんがり帽子のアトリエ』
キャラクター:ココ(2人がそれぞれ別バージョン衣装で担当)
第3位
ブラジル代表・ケルフィー&ルイテレス(Kellthy & Luis Telles)
作品:『バイオハザード ヴィレッジ』
キャラクター名:マザー・ミランダ / カール・ハイゼンベル
優勝したアメリカ代表の2人は「衣装も練習も本当に頑張ってきた。夢が叶ってとても嬉しい」「この場に立てたことに感謝している。コスプレは素晴らしい文化」と喜びを語りました。
◆ 歌舞伎界から尾上菊五郎さん、尾上菊之助さんが登場


歌舞伎界を代表し、八代目 尾上菊五郎氏と六代目 尾上菊之助氏の親子が、ワールドコスプレチャンピオンシップ2025の特別審査員として登壇しました。お二人は、ステージで披露された衣装表現や演技のひとつひとつに、熱いまなざしを注ぎながら審査に参加されました。
スピーチの中で尾上菊五郎氏は、次のように語りました。
「コスプレと歌舞伎にはどのような共通点があるかを考えてみましたが、それは“愛”だと思います。
約400年前、歌舞伎者と呼ばれた人々は、奇抜でいきな姿をして、世の中を斜めに見るのではなく、自らの内面から湧き上がるインスピレーションと創意工夫によって、“自分を愛する心”を表現していました。これはまさに、自分自身の想いを形にするコスプレと共通する精神です。
日本には、あらゆる違いを受け入れ喜び、楽しむ“八百万の精神”があります。この会場に集まった世界中のコスプレイヤーたちも、自分の内面を大切にし、自らを愛し、その表現に命を吹き込んでいます。コスプレはまさに“平和の祭典”であり、こうして皆さまとこの場に立てることを大変光栄に思っております。」
伝統芸能と現代カルチャーの垣根を越えた交流の象徴として、会場からは大きな拍手が送られました。
◆世界コスプレサミット2027、開催時期を「秋」に変更過去最大規模での開催を予定

フィナーレでは、2026年、そして2027年の開催時期について発表がありました。
来年2026年は例年通り8月の開催、2027年に関しては、11月に開催します。
この変更は、猛暑や気象条件への対応、ならびにさらなる国際参加者の受け入れ強化、国内外観光客の来訪動向を見据えた判断によるものです。開催地は引き続き愛知県・名古屋市を中心に、地域と連携した多彩なプログラムが展開される予定です。
なお、2026年大会は、すでに各国・地域での代表選考が進行中です。今回の発表は2027年以降の開催時期変更に関するものであり、2026年大会への影響はありません。
世界コスプレサミットは、これからも「コスプレ文化を通じた国際交流」の架け橋として、より多様で自由な表現の場を提供し続けてまいります。多くのご支援、ご協力をいただきました関係者・パートナー各位、そして全ての来場者・視聴者の皆さまに、心より御礼申し上げます。
◆開催概要
【イベント名】世界コスプレサミット2025
【日程】
2025年8月1日(金)~8月3日(日)
【会場】
オアシス21、愛知芸術文化センター(大ホール)、Hisaya-odori Park、大須商店街、フラリエ
【主催】
世界コスプレサミット実行委員会
外務省・愛知県・名古屋市・名古屋観光コンベンションビューロー・中部国際空港株式会社・大須商店街連盟・株式会社ジャパンタイムズ・テレビ愛知株式会社・株式会社WCS
【公式WEB】
・世界コスプレサミット2025
https://worldcosplaysummit.jp/
・ワールドコスプレチャンピオンシップ
https://wcc.worldcosplaysummit.jp/
【SNS】
・X: https://x.com/cosplay_summit
・YouTube: https://www.youtube.com/user/WORLDCOSPLAYSUMMIT
・Instagram: https://www.instagram.com/worldcosplaysummit/
・Facebook: https://www.facebook.com/WorldCosplaySummit
【オフィシャルスポンサー】

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