東京都大田区選挙管理委員会は6日、7月20日投開票の参院選で不在者投票数を二重計上するミスがあり、つじつまを合わせるため無効票約2600票を水増ししていたと明らかにした。選挙結果に影響はないとしている。
区選管によると、投開票日に不在者投票数を集計した際、誤って前日までの投票数を二重に計上した。集計数が実際の投票数より多くなったため、無効票を約2600票増やして帳尻を合わせた。その後、不在者投票のカウントミスが判明したという。
区選管は水増しを判断した経緯は調査中としている。担当者は「区民の皆さまに心からおわび申し上げる。再発防止に努めたい」とコメントした。