6日午前の東京株式市場は日経平均株価(225種)が続伸し、前日終値からの上げ幅は一時200円を超えた。上場企業の決算発表が相次ぐ中、好業績だった銘柄を中心に幅広い銘柄で買い注文が優勢となった。前日の米国市場のハイテク株安が波及し、平均株価への影響が大きい半導体関連株が売られ、平均株価は下落する場面もあった。

 午前終値は前日終値比253円19銭高の4万0802円73銭。東証株価指数(TOPIX)は33・01ポイント高の2969・55。

 外国為替相場がやや円安ドル高に振れたことを支えに、業績改善の観測が高まった自動車や機械など輸出関連株の一部が買われた。