東京都千代田区の私立暁星高1年の男子生徒(15)が7月下旬に、語学研修で訪れていたフランス・カンヌの海水浴場で溺れて死亡していたことが6日、学校への取材で分かった。

 学校によると、研修は高校1年と2年の計20人が参加し、7月20日に日本を出発。研修先の近くに海水浴場があり、現地時間21日夕に生徒17人と引率教員2人で海水浴をしていたところ、男子生徒が岸から10〜20メートル付近で溺れた。生徒は病院に運ばれたが、28日朝に死亡した。

 学校は31日に全体の保護者会を開いて状況を説明。研修は中止し、生徒らを帰国させた。