国土交通省は14日、石川県の能登空港で13日、海上保安庁の新潟航空基地所属の航空機が連続離着陸訓練をしていた際、プロペラが滑走路に接触するトラブルがあったと明らかにした。同省は14日、事故につながりかねない重大インシデントに認定した。運輸安全委員会は同日、航空事故調査官2人を指名した。けが人や民間機の飛行への影響はなかった。
国交省と第9管区海上保安本部によると、航空機は、双発プロペラ機のビーチクラフトB300で、6人が搭乗していた。13日午後、能登空港から基地のある新潟空港まで飛行。飛行後の点検で、左プロペラ4枚の先端に損傷があるのが見つかった。