15日、パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスで、イスラエル軍の空爆後に上がる煙(AP=共同)

 【エルサレム共同】イスラエルメディアは15日、パレスチナ自治区ガザの停戦交渉を巡りイスラム組織ハマスが従来の要求を緩和する意向を示したと報じた。詳細は不明だが、最終的にハマスが承認すれば仲介国がイスラエルに提案する見通し。7月に実施された停戦交渉はイスラエル軍のガザ撤収や支援物資搬入、パレスチナ人の釈放人数で折り合わず中断した。

 ハマス幹部は15日、ガザでの戦闘を終結させる提案に「柔軟な姿勢を示している」と述べた。ハマス代表団は仲介国エジプトで協議を続けている。