全国高校野球選手権大会第13日は19日、甲子園球場で準々決勝が行われ、県岐阜商、日大三(西東京)、山梨学院、沖縄尚学が勝ち進んだ。県岐阜商は16年ぶり、日大三は7年ぶり、山梨学院と沖縄尚学は初の4強入り。
県岐阜商は今春の選抜大会王者の横浜(神奈川)に延長十一回、8-7でサヨナラ勝ち。16安打を放ち、タイブレークの十回に3点を取り返すなど打線が活発だった。日大三は昨年大会準優勝の関東第一(東東京)との東京対決を5-3で制した。五回の田中諒の本塁打などでリードを奪って逃げ切った。
山梨学院は前回王者の京都国際に11-4と大勝。横山の本塁打など13安打を放った。沖縄尚学は東洋大姫路(兵庫)に2-1で勝った。
21日の準決勝は日大三-県岐阜商、沖縄尚学-山梨学院の顔合わせ。
◆19日の結果
◇準々決勝(8時、20,000人)
京都国際(京都)
100000012=4
05003120×=11
山梨学院(山梨)
◇同(10時52分、31,000人)
日大三(西東京)
000320000=5
000210000=3
関東第一(東東京)
◇同(13時29分、36000人)
横浜(神奈川)
00000301030=7
10012000031x=8
県岐阜商(岐阜)
(延長十一回、十回からタイブレーク)
◇同(16時42分、28,000人)
沖縄尚学(沖縄)
020000000=2
001000000=1
東洋大姫路(兵庫)
【県岐阜商8―7横浜】
県岐阜商が延長十一回タイブレークの末にサヨナラ勝ちを収めた。
県岐阜商は一回、内山の適時二塁打で先制。四回に3連打で追加点を奪うと、...