新体操の世界選手権の団体総合でボール・フープの演技を終え、感極まる日本代表の鈴木歩佳選手ら=23日、ブラジル・リオデジャネイロ(ロイター=共同)
中学まで腕を磨いた地元の練習拠点を訪ね、子どもたちと交流する鈴木歩佳選手(中央)=2023年9月、安八郡安八町、OKB体操アリーナ

 新体操の世界選手権団体総合で23日、史上初の金メダルを獲得した日本代表「フェアリージャパン」。主将として偉業を支えた鈴木歩佳選手(25)は中学生まで、地元の岐阜県安八郡安八町に練習拠点を置く大垣共立銀行OKB体操クラブで腕を磨いた。当時を知る指導者は「勝つためにやってきたことは間違っていなかった」と快挙をたたえた。

 「初めてつかんだ世界一。パリ五輪を逃してからも競技を続け、よく頑張った」。幼少期から成長を見守ってきた、...