大相撲夏巡業で横綱土俵入りを披露する大の里=金沢市

 大相撲の夏巡業は25日、金沢市で行われ、石川県出身の横綱大の里が昇進後初めて地元の巡業に参加した。昇進2場所目となる秋場所(9月14日初日・両国国技館)に向け「横綱として金沢の巡業に参加できたのはうれしい。この応援を力に、来場所でいい成績を残したい」と抱負を述べた。

 月曜日の開催にもかかわらず入場券は完売。稽古では幕内豪ノ山と7番連続で取り、右差し、左おっつけの形で6勝1敗と貫禄を示した。夏巡業は31日が最終日で「残りわずかなので体調管理をしっかりして、場所前の稽古でさらにギアを上げていく」と語った。