千葉刑務所

 千葉刑務所(千葉市)は25日、50代の男性受刑者が頭から血を流して倒れているのを職員が発見し、男性は搬送先の病院で死亡したと発表した。刑務所によると5人が収容された部屋で、別の受刑者に高さ約22センチ、直径約7センチの個人貸与のポットで複数回殴りつけられていたとの目撃情報があり、千葉地検が主導して詳しい状況を調べている。

 24日午前7時5分ごろ、大声で呼ぶのを聞いた巡回中の職員が、室内で頭から出血した男性を確認。同日午後、死亡が確認された。

 菊地康司所長は「受刑者が亡くなったことを重く受け止め、被収容者の適切な処遇をはじめ、適切な管理、運営に努める」とコメントした。