【ジャカルタ共同】インドネシア軍と米軍などによる合同演習「スーパーガルーダシールド」の開始式が25日、ジャカルタの海軍大学で開かれた。日本からは2022年から参加してきた陸上自衛隊に加え、海自、空自が初参加。9月4日まで、スマトラ島などで島しょ奪回訓練を行う。
インドネシア軍によると、13カ国が部隊を派遣。ほかに4カ国もオブザーバーとして加わり、計6500人超の規模となる。ロシアや中国は参加していない。開始式で米インド太平洋軍のパパロ司令官は「暴力による現状変更の試みを抑止し、主権の原則を維持する」と訓練の意義を強調した。