アメリカンフットボールの関東大学リーグで、不祥事での廃部を経て後継組織の加盟が決定した日大の選手が、2部リーグ所属になったことを不服として、日本スポーツ仲裁機構に申し立てを行うことが25日、分かった。関東学生連盟の広田慶代表理事は「チームではなく個人としての申し立てと理解している。事実を確認してからになるので、本日の時点では特に話すことはない」と語った。
日大は寮に住む部員が違法薬物事件で逮捕されたことを受け、2023年12月に廃部が決定。昨年2月に関東学連を退会した。一定の参加条件を満たした元部員や新入生が昨年5月から活動し、今年6月に加盟が承認されていた。