26日の国債市場で、長期金利の指標である新発10年債(379回債、表面利率1・5%)の利回りが上昇し、一時1・620%を付けた。2008年10月以来、約17年ぶりの高水準となった。

 トランプ米大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)の理事を解任すると伝わり、時間外取引の米長期金利が上昇した。この流れが波及し、日本の国債も売られて利回りが上がった。