26日午後5時50分ごろ、京都市伏見区の10階建て市営住宅で「煙と炎が出ている」と近隣住民から119番があった。京都市消防局によると、30〜40代くらいの男性が意識不明の状態で病院に搬送された。敷地内の屋外に倒れており、伏見署が火災との関連を調べている。
市消防局によると、7階の一室から出火し、8階のベランダ部分に延焼したという。搬送された男性は火元の部屋の住人とみられる。
同じ棟の7階に住む70代男性は「ドーンドーンと音がして、ベランダを見たら煙がもうもうと出ていた。火事の部屋のドアを外からたたいたが応答はなく、扉がかなり熱かった」と話した。
現場は近鉄京都線向島駅から東に約1キロの市営住宅が立ち並ぶ地域。