国民民主党は27日の両院議員総会で、参院選の総括文書をまとめた。目標16議席を上回る17議席への躍進を「昨年の衆院選以来の『風』を何とか維持できた結果だ。地力がついたと過信してはならない」と強調。改選1人区を中心に、立憲民主党と候補者を一本化した対応には「有権者に理解を得られない側面がある」として、今後の選挙で見直す考えを示した。
玉木雄一郎代表は会合後、記者団に「いつまでも追い風が吹くわけではない。しっかり根を張ることが大事だ」と述べた。総括を踏まえ、9月中旬にも役員人事を実施する方針も明らかにした。