27日午前9時20分ごろ、千葉県船橋市のJR総武線船橋駅構内で、ホームに上がる階段の天井からつり下げられていた重さ約800グラムの看板が落下した。JR東日本千葉支社によると、駅利用者にぶつかったなどの報告はない。留め具の経年劣化が原因とみられるという。

 看板は階段の上り通行側であることを示す直径40センチ、厚さ5ミリ程度のアクリル製で、高さ約2・9メートルの位置にあった。設置時期は不明といい、今回の落下を受け駅構内の同種の看板三つも撤去した。

 駅員が毎日目視で点検しているが、異常などの報告はなかったと説明。「発生原因を究明し、再発防止に努める」としている。