大相撲の夏巡業が28日、東京都立川市のアリーナ立川立飛で行われ、25日から再び合流の小結高安が精力的に体を動かした。朝稽古では幕内の伯桜鵬、藤ノ川といった若手と激しい内容を披露。35歳のベテランは「毎日やれることをやっていく」と意欲的だった。
巡業序盤に持病の腰痛を発症して7日から離脱。当初は5日間ほど寝たきりの状態だったという。「まずは起き上がることから始めた。少し休んでだいぶ良くなった」と笑みを浮かべた。
7月の名古屋場所は三役で10勝を挙げ、秋場所では大関復帰への足場固めを目指す。「腰に負担をかけず、相撲のために生活していると言えるほど体をケアしている」と語った。