【マニラ共同】フィリピン警察は28日、マニラで日本人2人が射殺された事件を巡り記者会見し、殺害計画への日本人の関与が浮上しているが、警察は実行犯に殺害を依頼した人物と、計画の首謀者は別人との見方を強めていると明らかにした。全体で8〜10人が関与したとみているとする一方、何人が日本人かは回答を避けた。

 殺害の背景に、犯罪グループで何らかのトラブルがあったとみて調べていることも明かした。フィリピンには暴力団系の詐欺・窃盗集団「JPドラゴン」などが拠点を置いてきた。

 事件では警視庁も捜査を開始した。