不正な金銭の支払いなどの罪で起訴され、無罪判決を受けていた国際サッカー連盟(FIFA)前会長のブラッター氏と欧州連盟(UEFA)前会長でFIFA副会長も務めたプラティニ氏を巡り、スイス検察当局は28日、上訴しないことを決めたと発表した。

 2011年にブラッター氏からプラティニ氏に法的根拠のない金銭授受があったとして、両氏は21年に起訴された。22年の一審に続き、今年3月にも無罪判決が言い渡されていた。(共同)