FRBのクック理事=8月23日、米ワイオミング州(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】ロイター通信は28日、米連邦準備制度理事会(FRB)のクック理事が、トランプ大統領による解任通告を不服として提訴したと報じた。正当な理由がある場合のみ大統領は理事を解任できるとした法令に反すると主張している。

 トランプ氏は25日、住宅ローンを巡る不正疑惑を理由に、クック氏を即時に解任するとの書簡を交流サイト(SNS)で公表した。これに対し、クック氏側は提訴する意向を示していた。