広島市は29日までに、市内の寺で見つかった原爆死没者の遺骨を引き取り、平和記念公園内の原爆供養塔に安置した。安置は28日付。市によると、引き取りは2021年10月以来。原爆投下後、寺周辺で火葬された被爆者の遺骨である可能性が高いという。
昨年10月、同市安佐北区の教蓮寺で本堂の改修工事中、段ボール箱に保管されていた遺骨や遺灰が見つかった。箱には「原爆」などと書かれ、寺では火葬された被爆者の遺骨が保管されているという言い伝えがあった。
寺が安佐北署に鑑定を依頼し、人骨で事件性はないことを確認、市が原爆死没者の遺骨として引き受けた。
遺骨は4個の骨つぼに納められ、人数と名前はいずれも不明。