前線や低気圧の影響で、北海道と東北は2日にかけて大雨の恐れがあるとして、気象庁は1日、土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけた。低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するほか、落雷や竜巻などの激しい突風などにも注意するよう求めている。
気象庁によると、華中から黄海を通って日本海に延びる前線上に低気圧が発生。低気圧は2日にかけて千島近海へ進み、前線が北日本を南下する。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になる。
2日午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で、北海道120ミリ、東北100ミリ。その後の24時間は東北120ミリ。