岐阜県職員でつくる県政策研究会は31日、2020年国勢調査を基にした県の将来人口推計の結果を公表した。県の人口は30年後の50年に61万人減少し、136万6447人になると推計した。5年前の前回推計と比較して人口減少ペースが加速しているとした。

 推計結果によると、65歳以上の高齢者の割合は30・4%から41・1%まで上昇。地域を支える15~64歳の現役世代は47万人減少し、66万8177人になるとみられる。人口は1950年ごろに相当するが、当時は高齢者の割合が5・8%で、人口構造が大きく異なる。

 前回推計で2045年の人口を146万8935人としていたが、今回140万505人に改めた。30代の出生率がこの5年で減少に転じたことや、職業・学業を理由とした20代前半の転出が増加していることが減少ペース加速の一因となっている。推計値は変動する可能性がある。

 推計は、50年時点の合計特殊出生率を1・42、平均寿命を男性83・12歳、女性89・75歳として算出。社会移動率も加味した。

 20年国勢調査で県の人口は197万8742人。戦後右肩上がりに増え、1983年に200万人を突破したが、2000年の210万人をピークに減少が続いている。