笠松でのラストランは豪脚を発揮し、6馬身差で圧勝したアオラキ。気分良く走った時は本当に強かった。みんなのハートに突き刺さった力強い走りと、ファンサービスに満ちたユーモラスな動きも忘れずに見せてくれた。
そんな愛されたアオラキだったが、地方ダートでの24戦を経て、再び中央で芝コースに復帰しアクシデントが発生した。笠松競馬ファンからは「ダートから中央の芝に移り、馬場が硬くて負担にもなったのでは」という悲痛な声も聞こえてきた。2、3歳時に芝での経験は豊富だったが、ダートのレースが長かった影響もあったのか。
だが「人馬一体」と言われるように、アスリートであるジョッキーと競走馬は勝利を目指して常に命懸けのレースに挑んでいる。けがは多いし、命を落とすこともある過酷な職業だ。地方と中央の間の壁など関係なく、やるべきことは同じで、人も馬もみんな勝利という大きな目標に向かって精いっぱい頑張っている。
アオラキもあんなに元気で、グネグネする愉快な動きでファンを笑顔にしてきたのに…。笠松時代の笹野博司厩舎からは連日「アオラキfamily」に動画や写真が投稿されていたのに…。
希少な白毛馬としての美しさで人気が先行し、実力的にはまだまだだったが、JRA復帰条件の3勝を笠松でクリアした。馬主や生産者、ファンらもそれを望んでいた。アオラキに関わってきた全てのホースマンの夢を背負って、待望の芝コースでの復帰戦を迎えたのだった。
悲しいラストランとなってしまったが、レースでは全力を尽くして完全燃焼した結果でのこと。競走馬にとって戦場であるコース上での天国への旅立ちは「最後までよく頑張ったよ」と受け入れてあげるしかないことだ。
自分ができることといえば、こうして笠松で何度も勝利を飾ったアオラキのレースでの晴れ姿を、またがったジョッキーや応援したファンたちの声を改めて皆さんに伝え、知っていただくことである。JRA復帰を願った人たちの熱い思いに応えて、笠松で3勝を挙げた「純白の王子」の活躍をたたえることである。
笠松では2カ月の短期間に2勝を挙げたアオラキだった。レベルの高い他地区への移籍を経て笠松競馬に転入。3勝目を挙げたのが2勝目から1年4カ月後になった。名古屋所属では猛暑の夏場に苦戦したが「笠松で走り続けていれば3勝目は近い。条件をクリアして中央に戻れる」といった思いもあった。他場への移籍でJRA復帰は、結果的に遠回りとなった。
■中5日連闘でJRA交流戦、地方馬最先着の5着(2024・5・24)
2勝目以降、JRAに復帰できる3勝目に挑んだ東海公営でのアオラキのレースぶりを回顧した。
2024年5月、笠松マイル戦で2勝目を飾った後は中5日で連闘策。名古屋でのJRA交流戦(A3、中央1勝クラス)に登場。元気いっぱい、一時は先頭を奪うなど見せ場たっぷりの5着。地方馬最先着で、元中央馬の意地を見せてくれた。距離2100メートルでの走りを試すため、あえて連闘で挑戦。中央時代には芝2600メートルで3着があり、ダートでの距離適性が問われる一戦となった。
9頭立てでJRA勢は5頭参戦。4番人気のアオラキ、スタート直後はいつものように最後方だったが、2コーナーではインから馬なりで一気に先頭を奪った。残り1000メートルを切ったばかりで早く先頭に立ちすぎたのか。3~4コーナーではJRA勢が襲いかかり、アオラキは5着に終わった。
笠松での2勝はともにマイル戦で、馬番は外めの7番だった。やはりコースや距離もこの条件がベストで、砂をかぶらず外めからロングスパートが決まれば3勝目をゲットできそうだ。
名古屋では「飛島特別」(A4、1700メートル)にも参戦。大畑雅章騎手が主戦で単勝3番人気に推されたが、後方待機策からのロングスパートは不発。4コーナーを9番手で回り、最後は7着に終わったが1着馬とは0.9秒差だった。
■「アオハル」笠松競馬場で成長、新天地へ(2024・7・19)
「アオラキとハルオーブ、よく頑張った」「笠松競馬を盛り上げてくれたね、ありがとう」
東海公営のご当地アイドルホースとして人気を集めた名古屋のアオラキと笠松のハルオーブ。春から真夏にかけて、応援する熱狂的ファンたちの大きな声援を背中に浴びながら健闘。炎天下、突き刺さるような厳しい西日にも耐え、成長する姿を見せてくれた。ファン動員に貢献し、ネット上でも注目を集めた人気馬2頭は、地元・笠松などでは惜しまれながら、新天地でJRA復帰を目指すことになった。
アオラキは7月19日の笠松戦7着を最後に、南関東・浦和競馬に移籍した。主戦場とした笠松では大畑雅章騎手の力強い手綱に応えてロングスパートを決め、待望の初勝利を飾るなど5戦2勝と活躍した。名古屋では3戦して5着が最高だった。
アオラキとハルオーブは笠松で2度直接対決。人気馬2頭の競演となり、外ラチ沿いには応援する女性グループや若者らがびっしり。カメラやスマホを手にした熱狂的なファンたちも殺到。内馬場パドック周回から本馬場入り、返し馬へと駆け抜ける愛らしい姿に熱い視線を送り、撮影を楽しんでいた。「はるお民」などと呼ばれた熱狂的な女性グループ。笠松初戦の3着では、ゴール前で勝ったかのような大盛り上がりとなった。
2頭ともパドックで入れ込むことはなく、すごくお行儀良く、いつも落ち着いた様子で周回。本馬場入り後は、ラチ沿いをゆっくりと4コーナー方面へと向かい、返し馬でも雄姿を見せてくれていた。笠松競馬場のラチ沿いでのこんな光景は、ウマ娘シンデレラグレイ賞やお盆、年末開催ぐらいで、場内を大いに盛り上げてくれた。
本番レースではともに苦手の砂をかぶりながらも、ひたむきにゴールを目指した。2頭の対戦成績は初戦がハルオーブ3着、アオラキ5着。2戦目がハルオーブ5着、アオラキ1着だった。1勝1敗で3戦目は実現しなかったが、7月19日には7Rと11Rで同日出走。ハルオーブが5着、アオラキは7着。ファンの声援がジョッキーはもちろん、ゴールを目指す競走馬たちにも聞こえていたことだろう。
ハルオーブは今年4月、移籍先の岩手ではC級に編成されて3勝をクリア。JRAに復帰し、新潟を主戦場に1勝クラスで5戦。初戦の3着が最高の成績だが、地方移籍前は2着が7回もあり、JRA初Ⅴが期待されている。
■笠松所属デビュー戦に渡辺騎手、ラチ沿いファンびっしり
(2025・8・13)
アオラキは昨年末、名古屋に再転入し、笠松・クリスマスローズ特別ではプラス21キロで7着。その後の高知では6戦し3着2回と勝利から1年2カ月以上も遠ざかっていた。今年8月、馬場改修後の笠松・笹野博司厩舎に転入し初戦を迎えた。8R、装鞍所から馬道を通ってパドックに姿を見せると、ラチ沿いではカメラやスマホを手にした若者らの熱視線を浴びた。
全国勝率トップを今年も快走している渡辺竜也騎手がアオラキに騎乗。1400メートル戦で、好位3番手につける積極策で3~4コーナーへ。過去2勝は向正面からのロングスパートで押し切ったが、この日はそれが不発で伸びを欠いた。ゴールでは6着と不完全燃焼に終わったが、まずは無事に走り終えてくれて、ファンは一安心。
レースを終えた渡辺騎手は「いいポジションにつけました。手応えは悪くなかったが、向正面でまくられた時に仕掛けても反応できなかった。でもまあまあ頑張ってくれましたし、お客さんも多くて良かったです」。3勝目を挙げれば中央に戻るかもしれないが「馬主さんもそれをお望みなんで」と手応えをつかんでいた。
■母の誕生日に完勝しJRA復帰条件クリア(2025・9・25)
「ラキちゃん、やった~」「キャー」とアイドルホースの快走に絶叫。「一陣の白い旋風」が先頭でゴールを駆け抜け、ラチ沿いファンらを熱狂させた。
この夏、猛暑で苦戦続きだったアオラキだが、秋風で涼しくなった9月25日、白毛のまぶしい馬体を躍動させた。笠松競馬のスターホースは見違えるような圧巻の走りを見せ、6馬身差で完勝。得意の笠松マイル戦で3勝目を挙げ、JRA復帰条件をクリアした。この日はアオラキの母カスタディーヴァ11歳の誕生日でもあり、最高のバースデープレゼントになった。
コース適性はバッチリ。特に3コーナー奥のスタート地点からすぐ4コーナーへと向かう1600メートル戦が大好き。コーナリングのフットワークが良く、4戦2勝と良績を残していた。
笠松移籍後は1400メートルで6着、5着。渡辺竜也騎手、塚本征吾騎手のトップジョッキーとのコンビでも馬券圏内に突っ込めなかった。それでも暑さが和らぎ、体調もアップ。昨春にはA級7組と「下剋上特別(A4)」で勝利を挙げており、B4級なら実績上位。気分良く走れば、勝機十分の一戦となった。
■落ち着いてパドック周回「一発やってくれそうだ」
この日のアオラキはパドック周回からいつもと様子が違っていた。頭や首などをグネグネさせる姿はほとんど見られず。スタンドからも「いつもよりも落ち着いているな」との声が聞こえてきた。「そろそろ勝たないと」。何か期するものがあるような静かなる闘志。こんな時こそ「一発やってくれそうだ」という気配が充満した。
パドックでは2人引き。返し馬はいつものように正面スタンド前から西スタンドがある4コーナーへと向かい、ファンサービスは忘れず。乗り役は中央、地方を含めて加藤聡一騎手で実に17人目。ラチ沿いに駆け付けた熱烈なアオラキファンはカメラやスマホを手に熱い視線を注ぎ、「応援タオル」などを掲げて「ラキちゃん、頑張れ~」と懸命に声援を送った。
■直線一気のスパート、勝利を確信した女性ファンら大興奮
レースは7頭立てで、4枠から好スタート。ラシアスが先手を奪い、1周目のゴール前でアオラキは4番手につけた。スローペースで流れ、抜群の手応えで1コーナーの残り1000メートル地点では押し出されるように一気に先頭を奪った。マイペースで逃げる形になり、3コーナーでは後続を引き付けて半馬身ほどリードした。
そのまま4コーナーを回り、最後の直線では一気にスパート。後続を6馬身も突き放す圧倒的なパフォーマンスを見せ、昨年5月以来19戦ぶりの勝利を飾った。ゴールの瞬間、ラチ沿いやスタンドからは勝利を確信した女性ファンらが大興奮。「いとしいラキ君」の快走をたたえる歓声が響き渡った。まばゆい白毛のアイドルホースは、やっぱり「白星」がよく似合った。
2着にラシアス(筒井勇介騎手)、3着には1番人気のラントリサント(渡辺竜也騎手)が入り、笠松のトップジョッキー2人を従えて王者の行進。アオラキの単勝は5番人気で1260円、複勝は490円。意外と高配当だった。
■追い切り騎乗の加藤聡一騎手「強かったですね。ペースが遅くハナに行った」
ゴール後、装鞍所に戻ってきたアオラキ。加藤聡一騎手に勝因を聞いた。1コーナーを過ぎて早めに先頭を奪った。「強かったですね。ペースが遅かったからハナに行っただけです」。アオラキはこれまでは差しの競馬も多かったが、レースプランについては「全然何も考えていなかった。きょうは展開が遅かったこと、それに尽きますよ」と出たとこ勝負で好走につなげた。
結果的には完勝だった。スローペースになった展開がはまったという。人気馬で笠松に転入してきて苦戦していたが、加藤聡一騎手の好騎乗で勝つことができた。「競馬なんで、印が付いていても勝つ時もあれば、負ける時もあるんで。取りあえず勝って良かったですよ」と笑顔で語った。
アオラキは名古屋にも2度所属していた人気馬。笠松ではファンの声援もすごかった。「この馬のファンはいっぱいいますよね。僕は初めて騎乗しましたが、背中の感じはすごくいい馬ですよ」。名古屋の騎手ではあるが、意欲的に笠松に出向いてアオラキの追い切りにも乗り、好調さを感じ取っていたのだ。
アオラキを管理する笹野調教師は「騎手がうまく乗ってくれました。追い切りにも乗ってくれていたんで感触はつかんでいた。ああやって気分良く行かしてくれて、早めに先頭に立ったのが大きかった。勝てて良かったです」と好仕上げが素晴らしいレースぶりにつながった。
■応援タオルを手に「これで中央に帰れる」
スタンドのファンも「距離がベストの1600に延びてスムーズな競馬ができたし、1コーナーからすんなりハナに行けたのが良かった。パドックでは前2回よりもおとなしくてスムーズに回っていたので一発あるかなあと思った。すんなり4番手につけて、そこからの流れでまくっていって勝つことができた」とアオラキの成長ぶりをたたえた。
女性ファンたちも「きょうは、ぐねぐねしてなかったよね。駆け付けたファンは『これで中央に帰れる』って、みんな大喜びでしたよ。毎回来ている人たちが応援タオルを持つなどして。ゴールでは『ラキくーん』とか叫んでいましたね」。「聡一君だったし、(純白のアイドルホースに)『名古屋の貴公子』が乗ったんで勝てたのでは。みんなアオラキを見ている時の表情がすごく生き生きしていて、アイドルを見るような感じで目をキラキラさせていいね」と勝利を祝っていた。
■「TCC広報大使」に就任したばかりだった
アオラキは待望のJRA復帰を果たしたが、11月15日の福島8R、2周目の向正面で故障し転倒。「左第1指関節開放性脱臼」と診断を受け、予後不良となった。騎乗した小沢大仁騎手は頭部を負傷し騎乗変更となったが 22日にはレースに復帰した。
アオラキの突然すぎる死を、競馬ファンら全国のホースマンが悼んだ。10月には、栗東を拠点に引退競走馬の支援活動に取り組む TCC Japan「広報大使」にアオラキが就任したばかりだった。引退後は 観光養老牧場「メタセコイアと馬の森」(滋賀県高島市)へ入厩し「会いに行けるアイドルホース」としての活躍も期待され、余生を過ごす予定だった。
「アオラキfamily」の公式X(旧ツイッター)は「アオラキが天国へと旅立ちました。今はただ、言葉にならないほどの寂しさと悲しみに包まれております。これまでアオラキを応援し、愛情を注いでくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。これからはアオラキが天国から私たちのことを優しく見守ってくれていると信じています。アオラキの思い出を温かく胸に留めていただければ幸いです」と投稿している。アオラキは白毛馬カスタディーヴァの初子。母のオーナーであるディアレストクラブ(北海道浦河町)が生産し、石井輝昭オーナーの所有馬。
■ストーミーワンダーやミンナノヒーローも悲しい旅立ち
大好きだった馬たちのまさかの旅立ちは本当につらい。笠松でのレース中、故障で永遠の別れを告げたのはストーミーワンダー。カツゲキキトキトやタガノゴールドら大物を次々と倒し重賞5勝。渡辺竜也騎手が自らのⅩ(旧ツイッター)上にもアップしている近年の笠松競馬を代表する名馬だった。
オグリキャップの孫ミンナノヒーローでは一口馬主にもなって応援した。水沢で初勝利の喜びを村上忍騎手の通算3500勝達成とともに体感させてもらった。JRA未出走のまま水沢で3連勝を飾り復帰条件をクリアしたが、盛岡でもう1走したところ故障し永眠した。ショックのあまり競馬の世界の怖さ、厳しさを実感。連日購入していた馬券が5カ月ほど買えなかった。
■「オグリの里」コーナー、アオラキの写真に花束のお供え
19日のラブミーチャン記念当日には、笠松競馬場内で「オグリの里」即売コーナーを開設した。「ソダシと白毛の仲間たち」の写真集にはアオラキの雄姿もあった。笠松で大好きなアオラキを撮影したという女性が、持参した笠松デビュー戦など3枚の写真と花束を供えてくださった。このうち1枚(木之前葵騎手騎乗の笠松デビュー戦)は「写真をお店(競馬バー)に飾りたい」という奈良から来たファンの方に差し上げた。
オグリの里が特設した「笠松競馬場で走った好きな馬は○〇だ」のコーナーではアオラキも参戦し大激戦(ネット投票も受け付け)。まさかの展開となり、アオラキが「豪脚」を発揮し、最後にオグリキャップを倒したのだ。ネット投票で人気を集めたハルオーブが3着に追い上げた。
■「笠松競馬場で走った好きな馬は○○だ」アオラキ優勝
最終結果(ネット投票含む) ①アオラキ17票②オグリキャップ12票③ハルオーブ10票④ラブミーチャン5票⑤ライデンリーダー4票⑥ミツアキタービン、レディアイコ3票⑧レジェンドハンター2票⑨マーチトウショウ、ショウナンハルカゼ、カヤドーブラック、シントーローズ、サツキダンサー、クインオブクイン、サトミン、ポテチ1票
アオラキが鮮やかに優勝を飾った。スタート当初はオグリキャップがリードしていたが、終盤でアオラキが先頭に並ぶと、最後はゴールドシップ産駒らしく豪快に差し切り勝ち。人気の高さを改めて感じることができた。
■白毛馬「アオラキの聖地」上空から人馬の活躍を見守って
母カスタディーヴァは現在11歳。アオラキ一族の白毛伝説はまだまだ続く。妹の白毛馬スノーエルヴァ(牝2歳)は初戦2着だった。キャリアは2戦だがこれからも無事に走って、繁殖馬となって希少な血統をつないでいってほしい。
笠松競馬場では芦毛・白毛馬限定の「ウマ娘シンデレラグレイ賞」が毎春開かれており、芦毛伝説の「オグリキャップの聖地」であるとともに、3勝全てを飾った白毛伝説の「アオラキの聖地」でもある。来年以降のシングレ賞には、いつか白毛馬が参戦することを願っている。
ありがとうアオラキ。ネット上では天国への旅立ちを「長い長い放牧に出た」と表現するファンもいたが、どうか安らかに…。大好きだった笠松マイル戦スタート地点のゲート上空から、オグリキャップやラブミーチャンらと共に、攻め馬やレースで疾走する人馬の活躍を見守っていてください。
☆ファンの声を募集
競馬コラム「オグリの里」への感想や要望などをお寄せください。 騎手や競走馬への応援の声などもお願いします。コラムで紹介していきます。
(筆者・ハヤヒデ)電子メール ogurinosato38hayahide@gmail.com までお願いします。
☆最新刊「オグリの里4挑戦編」も好評発売中

「1聖地編」「2新風編」「3熱狂編」に続く第4弾「挑戦編」では、笠松の人馬の全国、中央、海外への挑戦を追った。巻頭で「シンデレラグレイ賞でウマ娘ファン感激」、続いて「地方馬の中央初Vは、笠松の馬だった」を特集。
林秀行(ハヤヒデ)著、A5判カラー、196ページ、1500円(税込み)。岐阜新聞社発行。笠松競馬場内・丸金食堂、ふらっと笠松(名鉄笠松駅)、ホース・ファクトリー(ネットショップ)、酒の浪漫亭(同)、岐阜市内・近郊の書店、岐阜新聞社出版室などで発売。岐阜県笠松町のふるさと納税・返礼品にも。









