観光庁が28日に発表した10月の宿泊旅行統計(1次速報)によると、国内のホテルや旅館に泊まった日本人と外国人は前年同月比1・1%増の延べ6025万人で、5カ月ぶりに増加。このうち外国人は8・5%増の1723万人。日本人は1・5%減の4302万人で10カ月連続のマイナスとなった。
10月の訪日客数は過去2番目の高水準で外国人宿泊者数も増加。ただ、台湾有事を巡る高市早苗首相の国会答弁を問題視した中国政府は、日本への渡航自粛を呼びかけており、今後影響が出る可能性がある。
観光庁は、都道府県別を含む9月分の2次速報も公表した。宿泊施設の客室利用状況を示す全国の稼働率は63・2%。







