境内を華やかに彩るボタン=郡上市美並町大原、桂昌寺

 岐阜県内有数のボタンの名所として知られる郡上市美並町大原の桂昌寺「ぼたん園」で、約2千株の花が咲き始めた。今週末にも一気に咲きそろう見通し。鮮やかな赤やピンクの大輪が、境内を華やかに彩る。

 住職の清水政文さん(84)が私財を投じ、約40年前に造園を計画。檀家(だんか)の協力で広大な休耕田を整備し、例年200種類以上の多彩な品種が咲き誇る。

 今年は冬の寒さや急な気温の上昇により咲き具合が心配されたが、清水さんは「気候に負けず一生懸命咲いてくれた。来場者の心を癒やせたら」と話した。

 新型コロナウイルス感染対策で、名物のタケノコご飯の提供や本堂の一般公開は昨年に続き見送った。来場者にはマスクの着用を呼びかけている。

 園全体の開花状況は、22日時点で五分咲き。数日以内に見頃のピークを迎え、遅咲きの品種は5月初めまで楽しめるという。

 拝観料は500円。中学生以下無料。問い合わせは桂昌寺、電話0575(79)2188。