ヤンマーホールディングスの奥山博史取締役は23日、大阪市内で報道陣の取材に応じ、発電と農業を両立させる「ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)」事業を強化する方針を示した。耕作放棄地を有効活用するとともに、営農のデータを取得し農業の収益性向上や製品開発に生かす。
自社による農場運営に加え、同様に取り組む農家に支援金を支払うモデルを合わせ2040年ごろまでに農地1万ヘクタールでの展開を目指す。滋賀県や岡山県で取り組みに着手した。奥山氏は「テクノロジーを駆使して顧客価値につなげたい」と述べた。
ヤンマーは3月に発表した中期経営計画で、30年度に売上高1兆5千億円、売上高に占める経常利益の割合を8%に伸ばす目標を掲げている。奥山氏は「利益率が課題だ」と述べ、農機や建機のメンテナンス事業を強化する考えを示した。陸上での水産養殖などの新規事業も拡大する。








