ドローンの操縦を体験する生徒=中津川市阿木、阿木高校

 岐阜県中津川市阿木の阿木高校は本年度、スマート農業技術を活用した米作りに力を入れる。昨年度に続いて水位センサーによる水田管理に取り組むほか、新たに農業用ドローンによる農薬散布を導入し、農業の省力化を推進する。

 同校は2020年度の全国農業高校お米甲子園で金賞に輝くなど、米作りで高い評価を得る。高齢化が進む中山間地域にあり、6枚の水田計58アールで、地域の課題解決につながる取り組みにも挑戦している。

 本年度はグリンラボ(恵那市岩村町)のサポートを得て、5月の田植え後の農薬散布、8月のカメムシ防除の農薬散布を実施する予定。同社から農業用ドローンを飛行させて農薬を散布する技術と知識を提供してもらう。例年は生徒と教員で農薬をまいており、省力化が期待される。

 27日はDRC協会(郡上市)の会員からドローンの性能や関連法律を学ぶ授業があった。生産科学科作物専攻の3年生5人が体育館で機体を操縦し、基本的な操縦技術や機体の性能に理解を深めた。生徒は「楽しかった。人がまくよりもドローンの方が楽だと思った」と話した。