岐阜新聞デジタルが、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部教授の秋元祥治さん(岐阜市出身)とお届けするトーク番組「やっぱ岐阜やて!」。今回は岐阜県・岐南町のリーダー、後藤友紀町長をゲストにお迎えしました。岐南町というと数年前、ある出来事があったのを覚えていますか? 前町長によるハラスメント問題です。その後の町長選に後藤さんは出馬し、初当選! 岐南町初の女性町長となりました。
町への信頼回復と町役場の立て直し―。後藤町長はこの難題にどう向き合ってきたのでしょう。キーワードは「対話」。そしてその先に目指す理想の町とは。岐阜のおじさん2人が町長の本音に迫りました。頼むで見たって!(岐阜新聞デジタル独自記事です)
ごとう・ゆき 1977年、羽島郡岐南町生まれ。歯科医院勤務等を経て2016年の町議補選で初当選した。2人の子どもを育てながら議員活動を続け、議長や副議長を歴任した。仕事と家庭を両立しながら町議を3期務め、24年4月の岐南町長選で初当選した。
あきもと・しょうじ 1979年生まれ、岐阜市出身。早稲田大学政治経済学部中退。2001年にNPO法人G―net(岐阜市)を設立、地域活性化、中小企業支援に取り組む。2013年に「岡崎ビジネスサポートセンター」(オカビズ)センター長就任(現・チーフコーディネーター)、中小企業支援、売り上げアップをサポートしている。
カバリーニョ馬田 1975年生まれ、岐阜市出身。99年に岐阜新聞社入社。メディアラボ室長。「カバリーニョ」はポルトガル語で「子馬ちゃん」の意味。
馬田 読者の皆さま、こんにちは。そうじゃない皆さまもこんにちは。岐阜新聞デジタルがお届けする「やっぱ岐阜やて!」。
秋元 「やっぱ岐阜やて!」
秋元 今日は岐阜県岐南町、町長の後藤友紀さんをゲストにお迎えしました。どうぞよろしくお願いいたします。
後藤町長 よろしくお願いします。
秋元 町長に就任されてはや2年ですよね。まず2年間、町長になられての手応え、実感、いかがですか。
後藤町長 やはり2年間取り組みを続けてくる中では、新しい世界に入ってきたわけですので、その環境に慣れていくということもありますし、また新たな人間関係を構築していくことも含めて、かなり時間がかかるものなんだな、と思ってます。自分がやりたいことを形にするまでに、その土台をきちんと積み上げてから形にしていかないといけません。言ったからすぐできるというものではないので、「かなり時間がかかってるな」と印象を持たれてる町民の皆さまもいることは認識をしていますが、着実にこれからの岐南町のために必要な政策がどんどん形になって、町民の皆さまにお届けできる準備が整いつつあるなというような感覚でおります。
秋元 この2年間はそういう意味では充実した準備期間があって、これからじゃあ実現したい政策、実現したい町の形に近づいていける。今そういう手応えを感じつつあるということでしょうか。
後藤町長 はい。自分が思った町に近づいてきたなというふうな実感を持つのに、10年ぐらいはかかっているよと多くの先輩からお聞きすることもあります。それはもう行政の世界だけでなくて、いろんな分野で積み上げというものがあって、また形になって成果が出てくるということは、どこの領域においてもそうなんだろうなっていうふうに実感してるところです。
秋元 そして、やはり後藤町長就任の経緯を振り返ってみると、元々町長になりたいという思いを持って町議会議員やってたわけじゃないんですよね。
後藤町長 そうです。
◆課題はイメージと信頼回復
秋元 これやっぱり岐南町というと避けて通れないのが、2年ちょっと前ですよ、当時の町長のハラスメント、こういった事案がありましたよね。ハラスメントの事案があって、町の第三者委員会の報告書があって。(当時の)町長辞任となって選挙にいざ出るということになった、こういう経緯だと思うんですが、まず改めて、その後の町長になられたお立場としてですよ、あのハラスメント事件どう捉えてるんですか。...









