ヤギをデザインしたトレーナーを見せる渡辺祥二さん(右)と娘の柚月さん=美濃加茂市蜂屋町上蜂屋、ぎふ清流里山公園

 英語でヤギを意味するゴート(GOAT)にちなみ、5月10日を「ヤギの日(仮称)」として制定して動物愛護への意識を高めようと、ヤギによる除草に取り組む岐阜県美濃加茂市の農業生産法人フルージックは、日本記念日協会への申請手続きを進めている。ヤギのマークが入ったオリジナルTシャツなどを作り、収益の一部を動物福祉活動に寄付する計画で、10日に同市の中部台パークで啓発イベントを開催する。

 ヤギなど動植物と人間との共生を通して、命の大切さを考える契機にするのが狙い。全国に約800人の会員を有する「全国山羊(やぎ)ネットワーク」と相談し、記念日制定を目指す。

 Tシャツのヤギのマークは、ヤギ約50頭を飼育する同法人の渡辺祥二代表(52)の長女で大学2年の柚月さん(19)が考案。ヤギのマークと「GOAT 5―10」の文字を左胸に、草の根運動を意味する英語を背中にプリントした。

 10日は午前8時半から午後2時半ごろ、除草隊として約10頭のヤギが派遣される中部台パークで、Tシャツ(予定価格2千円)とポロシャツ(同3千円)の2種類を販売する。

 収益の一部を犬猫の殺処分を減らすために避妊などの費用に充てる予定で、渡辺代表は「ヤギの日を、命の大切さや循環型社会を考える日にしたい。美濃加茂発の草の根運動になれば」と話す。