病院以外に身元を明かさない「内密出産制度」の法制化に向け活動を続けている国民民主党の伊藤孝恵参院議員が熊本市で講演した。孤立出産の末に乳児を遺棄したり、殺したりする事件が起きているとし、子の命を救うためには「(内密出産という)新しい選択肢が必要だ」と訴えた。
制度を巡っては、熊本市の慈恵病院が2019年に導入を表明。政府は22年にガイドラインを策定したものの、法整備は進んでいない。
伊藤氏は講演で、子の出自を知る権利といった、ガイドラインで対応しきれていない課題を法律で対応していくべきだと強調した。
国民民主党は5月に体制整備を政府に促す法案を参院に提出していた。伊藤氏は終了後の取材に「(法案への)賛同を得ていきたい。内閣提出法案にしてもらうことも諦めていない」と述べた。









