2025年7月、首相官邸に運び込まれた福島第1原発事故に伴う除染土

 環境省は28日、東京電力福島第1原発事故に伴って福島県内の除染で出た土などを、29日から仙台市にある国の出先機関で利用を始めると発表した。使用する量は約1立方メートル。昨年7月以降、東京・永田町の首相官邸や霞が関の中央省庁など都内12カ所で活用しているが、福島県内での実証事業を除き都外は初めて。

 環境省はさいたま市の出先機関でも利用する方針だが、実施時期は未定としている。

 除染土を保管している中間貯蔵施設(福島県大熊町、双葉町)から運び込み、仙台市青葉区の仙台合同庁舎の植え込みに用いる。貯蔵施設には今年7月末時点で除染土など約1446万立方メートルが搬入された。